PR

不動産おやじの適当読書録

不動産おやじの適当読書録

「市場と権力」佐々木実

講談社 経済の本はリアルタイムでないといけないかと思いつつも、現場で多少なりとも経済活動をしている立場では、信じられるのは自分の感覚だけで、分析やら予測やら外野でいわれてもプレイヤーとしては結構邪魔だったり胡散臭く感じるだけだ。 現場でほし...
不動産おやじの適当読書録

「日本」とは何か 日本の歴史00 網野善彦 

講談社学術文庫 高校を卒業して40年もたつと、日本史全体の概論を読むことなどほぼなくなっていた。テレビなどで昔学校で教えていたことが今は変化しているなどという報道を見ることはあっても個々の事象に関してのことでしかないし、歴史観はそうした意味...
不動産おやじの適当読書録

国家の統計破壊 明石順平

集英社インターナショナル モノシリン氏のアベノミクス批判第三弾である。第二弾はものぐさでまだ読んでない。 「アベノミクスによろしく」での切り口の続編である。これが、普段消費者と接している自分の実感にとても近いので、つい読み飛ばしていってしま...
不動産おやじの適当読書録

「民主主義の神話」谷川 雁, 吉本 隆明, 埴谷 雄高, 森本 和夫 , 梅本 克己, 黒田 寛一

現代思潮社 1966 2010年版 現代思潮社 何をいまさらそんなもん読んでるのかと言われそうである。自分が生まれる前年の出版物、それも当時の60年安保闘争に関しての総括をうたっているのだから。 最近の国際情勢は先が見えない。主として属人的...
不動産おやじの適当読書録

「わかりやすい家族への信託」酒井俊行

総合出版すばる舎  酒井俊行 著 すばる舎 サイト 信託というと土地活用としての信託しか頭になかったが、相続対策としての家族信託の勉強と思い借りて読んでみた。ユーザー側から見た場合のメリットの解説書としてはわかりやすいとは思ったが、わかりや...
不動産おやじの適当読書録

「平城京のごみ図鑑」奈良文化財研究所

奈良文化財研究所 監修  河出書房新社 2016年   図書館で予約した別の書籍取りに行って、ふと目に留まり借りてみた。 もともとは展示イベントの平城京のごみに関してのものを書籍として構成したものとのことだが、面白い。 歴史に関する書籍でい...
不動産おやじの適当読書録

「列強の侵略を防いだ幕臣たち」原田伊織

原田伊織 著 講談社文庫 以前読んだ「官賊と幕臣たち 列強の日本侵略を防いだ徳川テクノクラート」の文庫本化で加筆修正されたものだ。 読了してみて、なんだか感じが少し異なる気がした。どちらも図書館で借りているので詳細を比較することはできないし...
不動産おやじの適当読書録

「明治維新という過ち」原田伊織

原田伊織 著  講談社文庫版 講談社文庫 原田伊織の本は2冊目かな。明治維新という政変に関して、実のところあまり真実が語られていない感じは結構漂っていたと思う。一番の理由はおそらく先の大戦(戊辰戦争じゃなくてWWⅡね)で語れない部分に絡まっ...
不動産おやじの適当読書録

「日米戦争を起こしたのは誰か」 藤井厳喜・稲村公望・茂木弘道

勉誠出版  藤井厳喜・稲村公望・茂木弘道著  amazon より SNSをやっていると、なんだかんだと広告が入ってくる本である。謳い文句だけ眺めていると、陰謀論のような切り口の入り方なのだが、事実として読んでみないとわからないということで図...
不動産おやじの適当読書録

「これからの正義の話をしよう」マイケル・サンデル 

哲学書のカテゴリはとんとご無沙汰の日々でしたが、まあ何となく東大生のよく読む本ベスト10とかキュレーションサイトで流れてきて読んでみる気になった。 しかもなぜかハヤカワとな。そういえば下宿がハヤカワミステリで満杯だったH君は元気だろうか?熊...
PAGE TOP