立秋過ぎて台風6号7号も来て旧盆も過ぎて暦も気持ちも秋なのだが暑いじゃねえかという毎日。とはいえなんとなく陽が短くなってきているし、宵の公園では虫の音がリンリン言い出しているので夏は終わったのだと思おう。
水曜日がお仕事だったのでなんとなく木曜日だがスローに過ごす(最近いつもスローだが)弟君の川越土産の「つばさかりん」ラスト1個食したりしながらひねもす本を読む。狭い仕事部屋にクッション持ち込み100均リーディンググラスで借りてきた本を読んでいると贅沢だなと思える安い人間である。そういえば弟君は神奈川ペイが使えるとかで8万円のリーディンググタス買うたそうじゃ。
この夏は諸物価の上昇をひどく感じた夏でありました。今は車使わないのだが、久々レンタカー使ってガス代精算したらたった60キロしか走ってないのに2500円で腰抜かしたり、この前まで2パック290円のバアサン用ヨーグルトがうっかりすると1パック198円とか、さして出かけることの無い人間なので些細なことだが感覚的には10%どころじゃない物価高騰感がある。
4,5年前からマンションの価格がおかしなことになってきていて、当初は様々な特殊な要因で納得していたのだが、実施はここ何十年かのつけが回ってきていたのだと感じている。もちろんウクライナへのロシアの侵攻やCOVID19のとりあえずの収束(また拡大しているようだが)など一時の要因はあるだろうけれど、少子化による労働力不足、流動性の偏った供給で内需が拡大しなかった結果としての円安、などなど未然に対策できることもあったとは思うが、もうどうにもならなくなって自然な流れとして物価が上がり始めてしまったということなんだろう。
この先どうなるのかよくわからない。おそらく若い人を重視した政策に舵を切っていくことになるのだろうし、そうしなくてはいけないだろうな。高齢者はマクロで見れば過保護でかつ資産もある。団塊の世代の問題は時が解決する、寿命があるのだから。
今の国のリーダーが次の次とか考えているのだろうかと心配にもなる。夏が終われば秋が来て冬が来る。次の1年どうすするのかなんて考えていないようにも感じる。
僕らにできることは健康で過ごして働いてころッと片付くことなんだろうな。ラジオ体操も続けなきゃね。