大変な仕事であります@四谷20230816

別件のはずが実はそちらがメインだったりするのは慣れっこだ。
相棒の用件で四谷まで、ついでに別件あるから一緒に聞いてよで、以前言ってた古いマンションがらみの話で、先方の方がお見えになって相談に立ち会う。

場所はいい物件だが、かなり古くてオーナーさん・居住者さんそれぞれ高齢化しておりどうすべきかなんだけど、処分もメンテナンスも割と大変そう。一応簡単な下調べ少し手伝ったけど現地は見てないので貝になってた。

それにしてもお越しになった方は当事者ではなく、公的なお仕事としてかかわっておいでらしい。
高齢者対応というだけで大変とは思うが、それにも増しての内容もあり、基本無報酬でのことなのでとてもじゃないが僕には無理だと思った。どういう仕組みで選任されて受諾されているのか知らんけど、善意があるとかだけではできないだろう。逆にもしそうした部分に行政が依存しているのだとすれば、きちんと報酬支払うべきなんだと思う。少し調べると定額の実費支給はあるけど雀の涙以下。善意があってもかかる実費の弁償にもなってないと思うな。つまり持ち出し。

高齢者で主たる資産が不動産というケースは多いと思う。地方では価値が見いだせなくて放置されていたり、都心でも管理していなくて朽廃寸前だったり、権利複雑化していたり、共有で相続が進んでわけわからなくなっていたりで、不動産屋でもむずかしい状態になっていたりして、結局司法的に何らかの手を打たざるを得なかったりする。
おそらく都市部での賃貸物件でのトラブルで結構かかわっておいでなのだろうが、無報酬というのは厳しいな。立ち退きの時とか動いているんだろうけど、立ち退き要求する側には金銭的利益があるのでやってるのに対してモチベーション必要じゃねえかと思った。

人は善意が悪意に勝つとは思っているけど、実行するのは難しい。思え出来るかといわれたらお仕事になるかどうかしか考えないから無理でしょう。
アタマが下がる思いでありました。

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