今日は雨のおかげか朝方少し暑さが和らいだ気がしてた。面白いもので気分は定休日ということもあるだろうが、体が自然と「休め」といってる気がした。
エアコンで部屋の中だけ温度と湿度を下げていても、あまりこうはならないのに、少し涼しい風が吹きつけてきたら、そう感じたのでへたってきたビーズクッションに転がったら寝てしまった。
意識上では感じていないような疲労が、酷暑で累積してるんだろう。大してシビアなお仕事しているわけではないのに。

それにしても世の中、僕から見たらおかしなことがたくさんまかり通っている。
別におかしな人がいてもいいのだが、世の中の仕組み＝ルールを決める人たちがおかしいと、いろいろ困ったことになるのでやめてもらいたい。

話題になっているマイナンバーカードもそう。
マイナンバー制度ははじまっているので、カードに反対する理由がよくわからない。
反対するならマイナンバー制度だろうに。
それはともかく、マイナンバー制度の前に住基ネットってあったけどあれどうなったの？って思いませんか？あのカード作る時にここまで騒がれなかったし、こんなに本人認証大変じゃなかったと思ったけど。まあいいや。

マイナンバーって、昔大騒ぎした国民背番号の言いかえだろうけど、何がいけないのかよくわからない。
日本国民であることを拒否するなら（できないところやなりたいのになれないが「本」の一つなんだろうな）ともかく、権利と義務を一つの名義にまとめて管理してた方が効率いいに決まってる。
全体のデータを扱うのが大変だった時代はともかく、今は機械による処理能力が格段に向上したのだから、そのほうが安全・安心の仕組みを構築すれば、いいに決まってる。

カードに関しては、実際、E-TAX使ったり、顧客に住民票・印鑑証明（いまだに必要なのも何なんだが）お願いしても、コンビニで取得できたりするメリットは大きいと感じる。
ただ、バアサンの保険証一体化に備えてカード取得は大変だった。地方とはいえ区役所まで車で10分ほどでは行けるものの、本人がとにかく役所までいかないと交付しないとか、必須のものにするのに、そんなことでいいの？と思った。単身の高齢者とかどうすんのよとか、特養に入所してるような人どうすんの？とか思ったものね。

役人根性丸出しにしたのは、マイナカードは任意だけど健康保険証にするとなったら取得しないってわけにはいかんよね、ふんふん。とやったことだろう。バカだね。
とりあえずは健康保険証提示して、マイナンバー記入させればいいことなんじゃね？と思ったけど違うのかね。いまだに金融機関にマイナンバーカードを本人確認で出してもナンバーは消さなきゃいけないことがおかしくないか？ってことと同じ違和感。セキュリティの問題があるからナンバー隠してるんでしょ？って普通に思うよね。必要なのはナンバー知ってっても本人以外情報も出せないし利用もできない仕組みって思うけど。方法は偉い人が考えればよかったよね何兆円も使う前に。

マイナンバーを普及させる必要性の周知と、普及の工夫をせずにカードを半ば強制化ようとバカみたいな予算ぶっこんで、それでも足りないのか、生活に必須の事柄にカード持ち込んで、些末なミスで足すくわれてるって、ほんとにバカ。1万円で売ってるスマホでさえ生体認証して本人確認してる時代にいったい何をやってるのかと思う。

役人というか現場はそういわれても全体の仕組みや目的理解してるわけじゃないだろう。
普通にかんがえてこれだけの予算にOK出すってのは財務省が徴税のための手段って考えてなきゃ無理だよね。不動産の所有権登記の義務化とか、不動産の国への所有権移転可能とか、銀行口座の紐づけとか、基本は徴税に結びつくからって全体の動きはいいと思う。
ただしそのことにより、フローよりむしろストックへの徴税が容易になるはずだということは強く言いたいけど。

給付金の迅速な配布とか保険のなりすましの防止とか、それもあるけどってとってつけたようなことばかり言って正面からぶつからないからこんなになるのさ。世襲の弊害はこんなところにも出てる気がする。自分で泥かぶらんし汗もかかんし、責任取るふうでもなし。

え、注意深く見てるって。見てるだけだろ、バカ。
そんなわけで（もないが）「バカとは何か」なんて本を再び読んでいる。これもこれでアレですが。