爺さんが夜なべして作った重要事項説明書、本日説明してきました。
一応区分所有の1室だから、そうたくさんは留意点はないような話ではあるのだが、今回は建物がある程度老朽化しているのと、買主様と売主様の特殊な事情で慎重を期す必要があったのであります。
とてもマンションの1室とは思えないような添付資料の多さは、1棟の再建築意識して作成したからで、商業ビルの重説に近いような内容でかつ簡潔・シンプルにするというやらなきゃわからんだろっ！て匙加減の重説でした。
ビルの場合の重説だと、会った時にはもう全部確認終わっていて御名御璽で終了だけど、エンドさん同士の契約だし、ある程度分かりやすくしないといけないし、それでも記載事項に漏れがあっては我々の過失とか将来あっては困るし、案外難しいですよ。

前契約の際の重説も拝見させていただいたけれど、いくつかもれた財閥系超大手さん、法律の制限がどうなってるかくどくど書くより、ある制限を網羅的に書いて、建て替えとか大規模改修とかあるときは行政や建築士に「必ず」相談することってしたほうが、ユーザーさんは何をすればいいか判っていいと思うんだけどどう？あ、電波法抜けてたのとハザードはギリかかってなかいみたいだったけど、まあかかってるかもね、って内容にしといた。

重説もリーガルチェック入ると弁護士さんフィーのためなのかしらんけど、「てにをは」に妙にこだわったり、何を指すかに関して念を入れすぎてやたら文章が冗長になり、結局何書いてあるかわからなくなり、結果箇条書きみたいに切りなおすとか、面倒です。
全日とかの定型約款とかいじりたくないのはそれが面倒だからだし、大手が何が何でもFRKってのもわからないではない。
FRKの備考欄、狭いとこに明らかに読めないレベルの小さなフォントで打つなら別紙にしろよとかも思うのです。なんか読まれたくない同意書みたいで嫌いだ。おいらは老眼なんだよ。

最近は老眼のせいで誤入力を見落とすことが増えて、チェックマン型のユーザーさんには指摘する喜びをたくさん与えていて恥ずかしい。問題は大意ですと言っておこう。
再来週くらいの契約なのかな。契約日決まってないと入力終わらないからなぁ。

とにかく夜なべで弱ったカラダを回復して次に行くべし。