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物件の内見のこと@鶴見20230903

たまにはお仕事のこと。(仕事じゃないか・・・)
物件を内見して一番見るところが自分たちと顧客で結構違うなと、弟君の内見に付き合って実感してきた。
僕と違って真面目一徹の弟君なので普通にお客さんとして来てくれれば仲介屋さんは大歓迎の人なのです。学校出て一度も転職もせず長年勤めているのだが、若いころにマンション購入したころ以来当然のように不動産見に行ったこともない。そんな人が興味持って見に行きたいということでお互い家も近いし物件も近いので出かけたわけであります。

僕も最初は一応陽当たりとか間取りは見ますが、関心事項はほぼ瞬間的に設備・その他の瑕疵の可能性チェックに行ってしまうのですね。汚れとか傷は実はあまり気にならない。なぜなら中古だからそれはあるのが当然でかつ見えるから。見えてるものはあまりトラブルにならない。
給湯器やエアコンの製造年とか、擁壁の水抜きとか(これは今回事前に見といた)、売主さんの修繕履歴とか売却理由とか、住み心地に直接関係しないけどトラブルの種になりそうなことに関心がむく。

インテリアの趣味とか美しさはほぼ気にならない。素敵な照明も窓かけも家具も売主さんのもので家についてくるわけでもない(たまについてきたりするが)。
細君はやっぱりインテリアに目が行ってしまう。家事をやる立場では当然そうなるだろうし、新築し買ったことないのだから当然であります。逆に弟君の関心事項は立地と眺望と僕の意見。
要は立地・眺望は納得できるのであとは、自分の判断より身内のプロの見解を判断材料にするというさすが長年サラリーマンやってないわというまっとうな立ち位置。

僕が仲介する案件ではないから手数料かかるわけだが、まっとうな勤め人である彼は当然払うものと思っている。賃貸のフィーすら値切り倒そうとか考えてるネット情報至上主義クラスタとは無縁であります。ポイ活とかしてるので別にお金にルーズなのではなく仕事にはフィーが必要だということを理解しているだけだが。

その後ファミレスに移動したのだが地元に住んでると思っている自分も気づかないルートで向かった。坂が急じゃないけど若干駅までは遠回りになるルートである。これはさすがにぼくもリバブルマンではなかったので気が付かなかった。物件の周囲は歩かなきゃだめだ。

全部が弟君みたいなお客様だと楽できるけど、フィーがないからそこは困るよな。

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