水曜日なのでお仕事は休みモードで最低限だけのことして、自分のことをやらなくてはならない日なのだ。部屋の片づけやいろいろあるのだが、そうも言ってられないのがつらいところ。

まず朝一番で生協の宅配が来る。もちろん僕が頼んでいるのはなくバアサンである。
重いものを運べなくなって買い物にも行けなくなっているので、コープのカタログ見て選んで注文するのをやめろとは言えない。狭い家だが、宅配の方が来て冷凍品・冷蔵品を置いて行ってくれるので冷蔵庫に入れなきゃいけない。つまり朝寝してゴロゴロでしてられないのである。

そして片付けも済む前に、デイケアのお迎えが来るのでバアサンは出かけていく。
僕が家にいてバアサンがいない日は水曜日しかないので。ベッドの布団を天気が良ければベランダに出すし、出かける予定があったり天気によっては乾燥機をかける。毎週ではないけれどやっておかないとダニとかでいけない気がしてる。

夕方には気疲れして帰ってくるのだが、普段はレンチンの夕食用意してくれている分、水曜日くらいは何か用意しなきゃと思うので夕方以降は帰ってこれる予定でしか動きにくい。
今日は北辰で刺身にした。動物性のたんぱく取らせないといけないと思うのだが、歯が弱くなっているので、牛肉は硬くて食べたがらない。豚もバラだとほぼ箸をつけない。ロースの薄切りとか最近はレバーは柔らかいので食べるからレバニラ炒めはルーティングに入ってる。ひき肉だといけるので餃子は好物だし食べやすいようでいつも在庫させてる。鳥なら柔らかいと思うのだが唐揚げとかにするとどうも食べにくいようだ。
その点魚は食べやすいので自分でもよく食べているようだが、僕は魚の料理なんてできないので、必然的に寿司か刺身になってしまう。
柔らかいものでないといけないので僕の用意d系る範囲では限定されるのだ。

そして入浴である。
幸いデイケアが数少ない入浴ケアをしてくださる施設なので、週に２回は付き添あって風呂は入れるのだが、やはり家のお風呂の方が狭いにしても気は休まるらしい。
僕はほとんどシャワーなのだが在宅している時には風呂ぐらいゆっくり入ってもらいたいとは思う。
特に水曜日はデイケアの人数が多めだそうで、あまり気乗りしないので入らないこともあるようだ。
今日も入らないで帰ってきたので自宅で入った。
嫌がっていたがシャワーチェア入れたおかげでだいぶ助かっている。亡父の入浴補助の際に手すりはつけてあるので、浴槽内部のすべり止め以外はさほど心配がない状態にはなっている。

毎週水曜日はそんなことをいつも意識して動いてる。
我が家のバアサンはそれでもぼけてないし自分で掃除も洗濯もするし、当然身の回りに事は全部自分でできる状態だが、心配は心配である。
一緒に住まないとわからないこともあると思うし、まさか自分もこうなると若い時には想像もしていなかった。高齢化というより長命化しているので誰にでも起こりうる状態であるが、僕が普通の勤めだったらできないこともあるだろう。

そんなわけでたまには歯ごたえのあるステーキ食べたくなるのは致し方ない気もしている夜である。