住宅ローンというのはたいていの場合2段階の手続きになる。
契約前の事前審査と契約後の本審査であります。
本人確認とエビデンスの確認にはうるさい銀行だが、遅れているといわれているがそれでも、ここ数年ですっかりペーパーレス・WEB手続化が進んでいる。
今日は肩の痛みの整形外科予約の後、お客様がローン事前審査を登録した連絡がメールでチロリンときて、物件登録しなきゃいけないと珈琲館で入力。
今回は銀行のシステムが変わって初めての手続きだったが、物件情報はクラウドに格納しているのでどこでもできるし、今日はPCだがスマホでもできる(小さい字が見えなくなってるので僕には無理だけど)
物件の登録画面には一切お客様情報出てこないので個人情報も心配はなさそう。
銀行によってはわざわざお店に足を運んでそこでタブレットで手続きとかもあって過渡期というか本末転倒というか、下心丸出しみたいな気もする。
紙が残ってないのは長年の習慣で一抹の不安はあるし、対面しないで取引すんなよみたいなことかとも思う。
実際最近取引した弟君は銀行の担当とあったのは決済時だけだものね。
爺になった僕はといえば、手続きのプロセスと結果を結局プリントアウトしてファイルに閉じて安心しているようなところはある。
不動産の仕事で最後のペーパーレス化の砦は法務局=登記なんだな。
今のところ設定にしろ移転にしろ記名押印が必須なので紙が登場するが、それもあと少し経つとおそらくマイナンバーで確認みたいになるの気がはしてる。
そういえばマイナンバーがどうのこうのって人は免許証持ってないんか?と思う。個人情報に紐づけをどの程度までするつもりなのかわからないが、行政手続きに関してマイナンバーとそのパスワードで済ませられるなら、その方が間違いなく便利と思う。反対する人は手数料をより多く負担するようになるよ、きっと。銀行の振込手数料を見れば対面は非対面の4倍とかとっているからね。
登記はは昔の権利証じゃなく登記識別情報になって「登記済」の朱印もなくなって久しい。書面主義はこと登記手続きに関してもぼちぼち終焉しそうだ。
不動産といえばチラシ・ポスティングの広告はいまだに重要な位置づけではある。反響の大半はネットになっているので、よほど特徴のある物件以外はコスパは悪くなる一方だ。
行政からの証明書などが紙だから、完全にペーパーレスに仕事の実態は今のところならない。
できれば全部データ化してクラウドに保存できれば、背負って歩く荷物も晴らせるので腰痛持ちにはありがたいのだがな。
電気が止まったらどうするのか?データセンターがやられてしまったらどうすんだ、みたいなところも払拭できるまでは、個人的には紙の束の重さに耐えないといけない。因果なことであります。
Amazonプライムで「サバイバルファミリー」見始めて暗くなるので途中でやめてる。ペーパーレスでd電気止まったらどうなるのか?みたいなことも考えてしまうね。