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GW最終日@大井町20240506

都内の不動産販売に関してはGWは実はやってもほぼ反響がないのはわかっている。
ハウスメーカーのころは正月・GWはかき入れ時で、この時のお客様が契約になる可能性は高かったし、来場者も多かった。その頃の都内がどうだったかは知らないけれどね。

マンションのデベに移ってGWは休みとか聞いてびっくりしたのだが、やってみてわかった。
基本お客様来ないし、問い合わせもあまりない。
ただ何となく習慣で世間のお休みはチャンスだからやった方がいいだろうと思っているだけ。
案の定、今年も現地販売も問い合わせもほぼなかった。
今年初の冷やし中華をまいばすけっとで買ってきて食べただけ。

工事現場も休みに入っているが休み前に職方さんが区切りつくとこまではやって休みと言っていた通り、底板まで打設した状態で連休入ってる。
ハスメーカー時代の基礎を知っているから、ものすごいとは思わないが立派な基礎だ。コラムも打ってるし木造の基礎としては十分だと感じる。基礎の外断熱もしているし、かつての「建売」のイメージとは全然違う。品確法ができたのが平成12年、その後震災やいろいろなことがあって分譲住宅の品質は高くなったと思う。
パワービルダーが高品質・低価格で時代を作った感じはあるが、地域ビルダーもきちんと仕事しないと生き残れなくなった。住宅の品質は確実に上がっている。

問題は作る人だろうな。都内の狭小(と言っては申し訳ないが)敷地に対応するように細かな寸法で施工するのは大変だが、職方さんは高齢化の一方だ。鉄筋型枠は木造よりマンションで深刻だ。
重たい上に精度も必要だし、図面ではわからない現場での経験値も求められる仕事だと思う。危険もあるし若い人はなかなか入ってきてくれないだろう。
いろいろなお仕事で必要な技能を持った人の労働の対価が低すぎなのが問題なのだろう。

解決策はわからない。
よりプレハブ化して現場作業を極小化するといっても、土地の形質や条件が千差万別である以上限界がある。もしかすると規格化した施工のできない土地は市場価値が落ちるとか起こるかもしれないが。
品質の向上が法の施工から数十年かけて進んできたように、何らかの制度的な見直しが必要なのかもしれないが、それでもとても時間のかかることにはなるのだろう。
何も考えていない緑豚が太陽光発電義務化とか馬鹿なこと言っているようではだめだろう。

それにしてもやはり土地は100㎡くらいは欲しいが、残念ながら大井町でもその時点で1億円近くなる。何かバランスおかしい気もする。本当は政治の出番なのだろうが。

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