杉山神社

北緯  35度29分47.66秒 東経139度39分49.38秒
標高:31.4m
地理院地図データ

ウエブサイト:https://www.kanagawa-jinja.or.jp/search_dtl.php4?jid=96&cd=1202001&scd=&npg=0


拝殿および本殿

拝殿正面

由緒書

□祭神 日本武尊
□創建 不明
 「鶴見の歴史と人々のくらし」によれば、元来生麦村名主の関口家屋敷内にて祭られていたものが現在地に天正2年(西暦1574年)ごろとのこと。
関口家は今川家家臣の末裔との説があり、江戸時代には関口日記を残した家のようです。現在も米屋さんをはじめ関口姓の方は多く生麦にいます。
いずれにせよ室町時代後期からこの地にて祭られていたよう模様。
杉山神社は鶴見川流域にほぼ限定されて分布する系統の神社でその成立に関しては「私説 杉山神社考」(飯田俊郎  等研究がある。
□摂社 道念稲荷神社
□特徴 参道の写真で見られるように、ほぼ海抜ゼロに近い生麦地区から寺尾方面に向かう最初の断崖の頂上に存する。本殿の裏は急な斜面となっており寺尾に向かう道筋(旧来は2国の湧き水からの小河川があったようだ)で低地(現岸谷公園)のあたりと海岸方面のあいだの高台のうち西側の突端になっている。
向いの東側の突端は自分の住まいのある所でクズレ山と呼ばれていたとあるのでしっかりした高台の側に祭ったのだろう。

参道の石段はかなり急である

□ 現状 境内には保育園が設けられている。また参道に面した海向き(東向き)の斜面はマンションなどが立ち並ぶ住宅地となっている。同じ高台の延長上に法政女子高・岸谷中学校・などがあり子安台まで続いている。

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