不動産に関するあれこれなのだけれど、もう少しすると一番日本の不動産にも影響を与えそうな気がするのでメモしておく。
不思議だったのは文革でパージされた本人の経験から見ても普通は、独裁・個人崇拝には反感があるのではないかと思える習主席がなぜここまで独裁的な体制の構築をしようとしているかということ。
勢力基盤が脆弱なため権力闘争の過程でそのようになったのかとも思ったが、どうもこの人そんな感じでもない(ただの印象だけど)
娘は海外に留学させてるし、そこは独裁国家のトップなんでそれなりの蓄財はしてるのかもしれないが、なんだかそういうことに浴がありそうな気がしない。
もう少し真面目なんじゃないかなということ。
中国はすさまじい勢いで成長して、暮らし向きもすごく豊になり、一部は日本の水準なんか鼻で笑うような生活レベルのようだ。
しかし、それは巨大な人口すべてがそうではないのは明らかだろう。
農村戸籍と都市戸籍などと今時ありえないような国民の間の不平等。沿岸部と内陸部の格差。彼らが少数民族とよぶ人々とのどうかと差別など、近代的な国家として超克すべき問題が山積していると思われる。
いまや中国は強大な軍事力・経済力をもち、少なくとも外国勢力にいきなり攻め込まれる恐れは極めて低い。考えてみれば200年ぶりくらいの内政の時なのかもしれない。
13億人がの中で大きな不平等や不公平感があって、下手すれば内戦になりかねないようなとき何が起こるかは歴史を振り返ると想像できる。経済的に豊かな層を無理やりでも仮想の敵に見立ててて軍事力を背景に平均値まで引き下げて下を引き上げるハードランディング。
私はなんとなくそう思っている。
つまり、先に豊かになるものは豊かになった。トリクルダウンなんて起こりはしない。
強制的に再分配しないければ政権どころか体制が崩壊しかねないゆえに、強権を必要としているという印象だ。
内戦なんぞ起こった日にはもう難民がバンバンやってきて大変だがそうはならないように思ってる。
今一度国内をまとめるために海外への資本の流失に大大ブレーキがかかるのではないか。そしてそれは人口減少で相対的に土地が安くなっていくであろう日本にとって結構なインパクトで土地の価格下落要因になるかもしれない。
逆に中国の国内で混乱が大きくなった場合、嫌気をして日本を含め海外に流出する人が増加し、それは難民という状態でなく何らかの手段でわきの甘い日本のような国の土地を所有することによって起こるということも考えたりする。
どちらにせよあまりにも13億人は巨大で、身震いしただけで日本なんぞ埃まみれになる。
アメリカの金髪おじさんも気になるけれどやっぱり、饒舌でない分だけテディベアおじさんのほうが気になる。
土地価格も国際情勢に影響を相当受ける野田という話。
2018-04-12