今日は５部屋連続でマンション内見。うち２部屋は全く同じ専有面積で所在階も同じ。前建物の違いはあるにしても、同じ面積で間取りに差があって、お客様より自分が参考になった。
比較的大きな間取りで内廊下のプランだと採光のとれる居室をどう持ってくるかでインプレッションずいぶん違う。そこに少し飾り棚や間接照明で工夫して見せる。なるほど苦労してる。

小さめの部屋も２件内見。コンパクトなプランでどう見せるか、それぞれ苦労している。古めの物件だと当時の間取りから今風の間取りに変更すると窓位置に無理が来るのをどうかわすか？的な努力も垣間見えて興味深い。

エンドユーザーの売り物件は空室でなかなか良いと思ったのだが、お客様のインプレッションはあまりよくなかった。理由は単純で掃除していないのである。
冷蔵庫置き場は埃が付きやすいし静電気で黒ずんでいることもよくある話。家具を移動移動したら床に跡が残るのは当たり前、なんだけど。
お客様の資産を預かっている以上最低限の掃除はやった方がいい。
ハウスクリーニング入れればなおいいだろうけれど、仲介マンが雑巾とクイックルワイパーとマジックリン持って半日汗かくだけで全然変わる。
僕はそう思っているから、内見前に清掃する。その方が売りやすいものね。
お客様には、リフォームしない見込みの買主さんの場合は、できるだけ引渡し前にハウスクリーニング入れてもらう。
仲介マンのやり方もいろいろだから別に構わないが、一番プッシュしたかった物件だったので少し残念。押す前にお客様が引き気味になってしまった。

それにしても付き合う子供は大変。小さな弟にパパママの目線は行きがちでお姉ちゃんは少し我慢。
子供たちにすれば少し広めの室内でそりゃはしゃぐよ。
一応動きとめる必殺「ビスコ」「チョコボール」持って行ったけれど効果は一瞬。子供は好きなので僕はあまり気にならない。お客様が遠慮しないか心配だったけれど、物件が近いのでそこそこ見ていただけたかと思う。

子供が夢中になってペタっと座って何かやったり、叱られて固まっている姿かわいい。
過ぎた日を反省とともに思い出す。
大変だろうけれどそれも過ぎてしまえば懐かしく思うものだよと伝えた。
ほぼ親御さんと同じ年代だかねえ。
疲れたが楽しかった。