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言わなければ伝わらない@鶴見20240305

以心伝心という言葉がある。言わずもがなという場合もあれば、願望としてなんて場合もある。
常識というものは多分前者で、いちいち説明しないとわかんねのかよ、チッ。というやつである。
問題は自分が常識と思っていることが、相手にとっては常識ではないことがまあ普通ってこと。
特に10年ひと昔で干支で一回りも違ってくると「普通」の水準が全然違っているので難しい。

高度成長期に子供時代を過ごし、割と不景気な時期に学生時代を過ごし、社会に出て右も左もわからないころにバブル経済になって、その後長いこと失われた時代を少して来たのが僕たち1960年ごろの団塊の世代の一回り下の世代。団塊の世代と団塊ジュニアに挟まれて存在感希薄。
現在の顧客の中心は実は僕らの子供の世代で、子供の考え方を少し聞くと多少はユーザーの考え方みたいなものの片鱗はあるような気もする。(ほぼ会話がないのでよく知らないけれど)

とはいえ、顧客は何らかのニーズがあってこちらと「話」をするので、少し想像力を働かせればある程度考えはわかる。ましておっさんになって、若い人が住まいに関して相談したいことなら、いつか来た道だし、様々なケースを経験しているからなおさらだ。

問題は身内というか家族。
反省を込めて自分もそうだが、意外に家族内のコミュニケーションの方が難しかったりすると思っている。結局同じ船に乗っているので対立は避けたいという無意識の力が働いているせいかもしれない。
家族以外で親族となるともっと難しい。よく相続が争族になるのも無理はないというぐらい相手の考えはわからないことが多い。

いざというときに困らないようにするには結局お互いの考えを言葉化して、共有しておくしかない。
また、何か事に当たるときにも必要なのは、家族のコンセンサス。
親子はお互いの常識の差を理解したうえで、話をたまにはしておくこと大事だと思うな。

アタマおかしいだろ。法治国家なのだから法と制度をしっかり作らんでどうするのか。
以心伝心で困ることを言語化して共有して実行するのが政治家だろうに。
政治家の頭の悪さは尋常ではない状態、で世襲の廃止急がんと子供たちの世代の申し訳ない。

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